「週に一度のピラティス、すごく楽しい!」
「でも、次のレッスンまで間が空くと、せっかく整った体が元に戻ってしまう気がする…」
そんな悩みはありませんか?
先生には「お家でもプランクやってね」と言われるけれど、床でやると肘や手首が痛くて、肝心のお腹に効く前にギブアップ。
かといって、バランスボールなどの大きな器具を置くスペースもない。
そんな週一ピラティス民の私が、自宅での自主トレ用にたどり着いたのが、多機能フィットネスボードです。
今回は、バランスボールを捨ててこれ1台に絞った私が、週一ピラティスの効果を倍増させる「ボード活用術」をご紹介します。
結論:バランスボールより「板」が正解な理由
結論から言います。
日本の住宅事情と、忙しい女性のライフスタイルには、バランスボールよりも多機能ボードの方が圧倒的に合っています。
その最大の理由は、出しっぱなしにできるかどうかです。
バランスボールは存在感がすごく、部屋が狭くなりますよね。
一方、ボードならソファの下や家具の隙間(わずか10cm!)にスッと収納できます。
さらに、機能面でも優秀です。
バランスボールと多機能ボードの違いを比較してみましょう。
| 比較項目 | バランスボール | 多機能ボード |
|---|---|---|
| 収納 | 場所を取る(邪魔) | 隙間に隠せる |
| 用途 | 座る、跳ねる | プランク、バランス、ツイスト |
| スマホ | 見にくい | スタンドで見やすい |
バランスボールは結局「座るだけ」になりがちですが、多機能ボード(特にプランクサポート付き)は、全身の筋肉を効率よく刺激できます。
場所を取らず、効果はジム並み。
これが、私がバランスボールを卒業してボードを選んだ決定的な理由です。
「週一ピラティス」の弱点を補う最強ツール
なぜ、ピラティスをしている人にこのボードをおすすめするのか。
それは、このボードがピラティスのマシン(リフォーマー)の役割を果たしてくれるからです。
週一回のレッスンで一番もったいないのは、次のレッスンまでに体の感覚(コアの入れ方)を忘れてしまうことです。
このボードは底面がカーブしており、乗るとグラグラします。
この「不安定さ」こそが重要なんです。
マシンピラティスで、動く台の上でバランスを取るのと同じように、ボードの上で体勢を保とうとすると、普段使わない深層の筋肉(インナーマッスル)が勝手に働き出します。
毎日たった3分乗るだけで、レッスンで習った「お腹を引き上げる感覚」を体に記憶させることができるのです。
これがあるのとないのとでは、次回のレッスンの「動きやすさ」が天と地ほど変わりますよ。
床プランクとの違いは?ピラティス効果を最大化!
「普通に床でプランクするのと何が違うの?」と思いますよね。
ただの板に見えますが、ピラティス愛好者の視点で見ると、理にかなった構造をしているんです。
1. 肘・手首が痛くないから「お腹」に集中できる
床でプランクをすると、体重が肘の一点にかかり、骨が当たって痛いですよね。
痛いと無意識にフォームが崩れ、お腹の力が抜けてしまいます。
しかし、多機能ボードには分厚いクッション(肘置き)が付いているため、痛みが全くありません。
痛みのノイズがない分、意識を100%コア(体幹)に向けられます。
ピラティスで最も大切な「パワーハウス(お腹)」だけに効く感覚が、初心者でもすぐに掴めるんです。
2. 正しいフォーム(ニュートラル)を維持しやすい
ボードにはグリップが付いているので、肩が上がりにくく、正しい姿勢をキープしやすいのも特徴です。
自己流のプランクで腰を痛めるリスクを減らし、安全に自主トレができます。
ズボラでも続く!「ながら運動」3選
「自主トレの時間」なんて、わざわざ作らなくてOKです。
生活の中に溶け込ませるのが、私たち40代が運動を継続するコツです。
私が実践している「ながら活用術」をご紹介します。
1. スマホでドラマを見ながら「3分プランク」
最近のボードにはスマホスタンドが付いています。
これが最強です。
好きなYouTubeやドラマを見ながらなら、辛いプランクもあっという間に過ぎます。
「ドラマのオープニングだけプランクする」と決めると、毎日続けやすいですよ。
2. ドライヤーをしながら「バランス立ち」
お風呂上がりのドライヤータイム。
ただ立っているだけじゃもったいないです。
ボードの上に乗って髪を乾かすだけで、ふくらはぎと体幹のトレーニングになります。
不安定な足場で立つと、無意識にお腹を引き上げる力(引き上げ)が働きます。
3. 歯磨きしながら「ウエストひねり」
ツイスト機能があるボードなら、乗って腰をひねるだけ。
歯磨きの3分間を、くびれを作るゴールデンタイムに変えましょう。
骨盤周りの筋肉がほぐれるので、レッスン前のウォーミングアップにも最適です。
失敗しない!多機能ボードの選び方
Amazonには似たような商品がたくさんありますが、適当に選ぶと後悔します。
失敗しないための選ぶポイントは3つです。
- 肘置き(パッド)があるか: これがないと床プランクと同じで痛くなります。必須条件です。
- スマホスタンドがあるか: 「ながら運動」には欠かせません。タイマー機能付きなら尚良しです。
- 静音設計か: マンションの場合、床を傷つけないマット付きや静音タイプを選びましょう。
個人的には、少し値段が上がっても「ゲーム連動機能」がついているものをおすすめします。
「ハイスコアを出したい!」という欲求が、筋トレの辛さを上書きしてくれるからです。
まとめ:1畳あれば、家はピラティススタジオになる
大きなマシンも、広いスペースも必要ありません。
たった1枚のボードがあれば、リビングの一角があなた専用のピラティススタジオになります。
週一回のレッスンで習ったことを、毎日3分の「ながら運動」で定着させる。
この小さな積み重ねが、半年後のボディラインに劇的な差を生みます。
「今日は疲れたから、ドラマ見ながら3分だけ」
そんな軽い気持ちで、お家ピラティスを始めてみませんか?
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