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ピラティスで顔のたるみ改善!40代の姿勢が原因だった【私の方法】

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ふと鏡に映る自分、Web会議の画面に映る自分の顔を見て、「あれ…?私、こんなに老けてたっけ…」と愕然とした経験、ありませんか?

深くなったほうれい線、たるんだフェイスライン、もったりとした二重あご…。

私もそうでした。40代を過ぎてから、どんなに高価な美容液を使っても、美顔器を試しても、根本的な変化は感じられず、「もう年齢のせいだから」と諦めかけていたんです。

でも、もし、その老け顔の根本原因が、顔ではなく「姿勢」にあるとしたら?

この記事では、週一回のピラティスが、なぜ私たち40代の顔の悩みにアプローチできるのか、その驚きのメカニズムと、私が「顔が変わった!」と実感できた具体的な方法を、体験談を交えて徹底解説します!

ピラティス 顔のたるみ

結論:ピラティスで顔は変わります

「本当にピラティスで顔のたるみが改善するの?」

「逆に顔の筋肉を動かして、シワが増えたりしない?」

結論から言います。はい、変わります!

そして、シワが増える心配もありません。

なぜなら、ピラティスはフェイシャルエステのように顔の「表面」を直接マッサージするのではないからです。

ピラティスは、顔の「土台」である、首・肩・背骨のアライメント(骨格の配列)を根本から整えることで、結果的に顔のたるみをリフトアップさせるアプローチです。

アプローチフェイシャルエステピラティス
対象顔の「皮膚」や「筋肉」顔を支える「土台(姿勢)」
効果一時的なリフトアップ持続的なリフトアップ、小顔効果

姿勢が良くなり、頭が正しい位置に戻ることで、顔の皮膚や筋肉にかかっていた下向きの負担(たるみの原因)そのものが減っていきます。

だから、シワを増やすどころか、たるみを引き上げる根本的な解決に繋がるんです。

ピラティスは、単なる運動ではなく、体の正しい使い方を学び、自分自身の力で美しさを取り戻すための「再教育」なのです。

なぜ?顔がたるむ「本当の理由」

多くの人が、顔のたるみやほうれい線を、顔だけの問題だと考えがちです。
しかし、本当の原因は、もっと根深い場所にありました。

原因は「首・肩」の歪み(巻き肩・ストレートネック)

長年のデスクワークやスマホ操作で、私たちの頭は本来あるべき位置より前に出て(ストレートネック)、肩は内側に巻き込んでいます(巻き肩)。

この首が前に出る姿勢こそが、あなたの顔の皮膚や筋肉を、重力に逆らえず下に、下に、と引っ張り続けている元凶だったのです。

  • 血流の悪化
    首や肩が凝り固まると、顔へ向かう血流やリンパの流れが滞ります。
    これにより、顔がむくみやすくなり、老廃物が溜まることで、たるみやくすみの原因となります。
  • 筋肉の連続的な引っ張り
    体は一枚の皮と筋肉で繋がっています。
    胸の筋肉が縮こまる(巻き肩)と、それは首の前側の筋肉(広頸筋)を下に引っ張り、その結果、フェイスライン全体をもたつかせるのです。

土台である首や肩が歪んでいては、いくら顔の表面だけをケアしても、根本解決にはなりませんよね。

顔を変えた「3つの動き」(私の方法)

私がピラティスを続ける中で、「これが顔のリフトアップに繋がっているんだ!」と確信した、3つの具体的な発見(エクササイズ)をご紹介します。これこそが「私の方法」です!

ピラティス

①発見1:「胸を開く」と、顔が上がる

W(ダブリュー)エクササイズ

ガチガチに固まった肩甲骨周りをほぐし、胸をすっきりと開く(巻き肩を改善する)のに非常に効果的なエクササイズです。

方法

  1. 楽な姿勢(あぐらや正座)で座り、背筋をまっすぐに伸ばします。
  2. 両腕を斜め上に持ち上げ、Yの字を作ります。手のひらは正面に向けます。
  3. 息を吐きながら、両肘を背中側で引き寄せるように曲げ、アルファベットの「W」の形を作ります。
  4. この時、左右の肩甲骨を背骨に寄せて、下げることを強く意識します。
  5. 息を吸いながら、ゆっくりとYの字に戻ります。この動きを10回ほど繰り返しましょう。

効果の実感

私も最初は、背中を使いたいのに、肩と首ばかりが凝ってしまいました。でも、インストラクターの「耳と肩の距離を、もっと遠くに離して!」という言葉で開眼。

「肩甲骨を、お尻のポケットにしまい込む」イメージで引き下げた瞬間、背中の中心部がキュッと締まり、ポカポカしてくる感覚が!肩の力が抜けたことで胸が気持ちよく伸び、終わった後には首がスッと長く見えるように感じました。

②発見2:「呼吸」を変えると、顔が潤う

胸式呼吸

ピラティスの全ての基本となる呼吸法です。マスターするとウエストの引き締めや自律神経を整える効果も期待できます。

方法

  1. あぐらで座るか、仰向けに寝て膝を立てます。
  2. 両手を肋骨(あばら)の上にそっと置きます。
  3. 鼻から息を吸い込み、肋骨を前後左右、360度全方向に大きく広げるイメージで胸に空気を入れます。
  4. この時、お腹は膨らませず、薄い状態をキープします。
  5. 口から「はー」と細く長く、吸った時よりも時間をかけて息を吐ききります。

効果の実感

私も最初は呼吸を意識すると動きがぎこちなくなり、逆にお腹が膨らむ腹式呼吸になっていました。しかし、「肋骨は360度、風船のように広がる」という立体的なイメージができた瞬間に、呼吸が劇的に変わりました。

息を吐ききった時に、お腹の奥深くが天然のコルセットのようにキュッと締まるのを感じたのです。この深い呼吸を繰り返すことで血流が良くなり、顔のくすみが取れて、肌の調子も良くなりました。

③発見3:「首の位置」を直すと、顔が引き締まる

ネックストレッチ & チンタック

前に突き出た頭(ストレートネック)を正しい位置に戻し、二重あごの解消やフェイスラインの引き締めに効果的です。

方法

  1. 楽な姿勢で座り、背筋を伸ばします。
  2. まず、右手を頭の左側に置き、ゆっくりと右に首を倒し、心地よくストレッチします。(反対側も同様に)
  3. 次にチンタックです。正面を向いたまま、顎を後ろに引きます。
    二重あごを作るイメージですが、顎を下に引くのではなく、真後ろにスライドさせるのがポイントです。

効果の実感

私も最初は、二重あごを作るみたいで不格好だし、首の後ろが逆に詰まる感じがしました。でも、「後頭部で見えない壁を真後ろに押す」というイメージに変えた途端、首の後ろ側が心地よく伸びる感覚が分かったんです。

10回ほど通った頃に撮ってもらった比較写真で、前に突き出ていた頭が明らかに正しい位置に戻り、耳の位置がぐっと後ろに下がっていたのを見た時は、本当に感動しました。フェイスラインがスッキリしたのを実感しました。

どれくらいで効果が出る?(頻度)

「顔のたるみ」への効果は、どれくらいで実感できるのでしょうか?

ピラティスの創始者は「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わる」と言っています。顔への効果もこれに準じます。

私の実感では、週一回のレッスンに加えて、この記事で紹介した自宅での動き(Wエクササイズやチンタック)を毎日3分でも良いので続けるのがおすすめです。

2〜3ヶ月続ける頃には、周りから「あれ?痩せた?」と言われるより先に、「なんだかスッキリしたね」「姿勢が良くなったね」と言われるようになるはずです。それが、顔のたるみ改善のサインです!

プラスαのセルフケア

ピラティスの効果をさらに高めるために、私が日常生活で取り入れているセルフケアをご紹介します。

  • 首・肩・デコルテ周りのマッサージ
    お風呂上がりなどに、鎖骨周りや脇のリンパを流すように優しくマッサージ。
  • フォームローラーでの筋膜リリース
    背中や脇の下をフォームローラーでほぐすと、肩甲骨が動きやすくなります。
  • 水分補給
    1日に1.5〜2リットルの水を飲むことで、むくみを解消する効果が期待できます。

[関連記事:「ピラティスの効果が爆上がり!フォームローラーで筋膜リリース入門」へのリンク]

[関連記事:「ピラティス後のケア術!体が劇的に変わる3つのグッズ」へのリンク]

不安な人への「始め方」

「でも、やっぱり不安…」という40代初心者さんへ。安心して始められる方法をご紹介します。

① オンラインでこっそり始める

「姿勢の悪さを人に見られたくない…」そんな方にはオンラインピラティスが最適です。自宅で人目を気にせず、自分のペースで始められます。

② スタジオで「土台」を見てもらう

「自己流で間違ったフォームが怖い」という方には、一度プロに「土台」を見てもらうのが一番の近道です。

まとめ:土台から変えよう

かつて、自分の老け顔は「年齢のせい」だと諦めていた私。でも、ピラティスに出会い、「顔の悩みは、体の歪みのサインだった」と気づくことができました。

もし、あなたが昔の私と同じように、鏡を見るたびにため息をついているなら。高価な化粧品に頼る前に、まずはあなたの体の「土台」である姿勢を見直してみませんか?

ピラティスで姿勢が整った時、あなたの顔は、あなたが本来持っている、健康的で若々しい輝きをきっと取り戻せるはずです。

顔のたるみピラティス
before/after

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