デスクワークの後、肩甲骨の間にズーンと重い痛み…。
ふと鏡に映った自分の後ろ姿に、「え、背中に肉の段ってできるんだ…」と衝撃を受けたことはありませんか?
私もそうでした。
マッサージに行けば「鉄板みたいですね」と言われるガチガチの背中。深呼吸をしても、背中側が全く広がらない息苦しさ。そして、ブラジャーの上に乗るハミ肉のせいで、好きだったタイトな服も着られない。
「もう、この体と一生付き合っていくしかないのかも…」
そんな絶望的な悩みから私を救ってくれたのが、週一ピラティスでした。
この記事では、なぜピラティスが最強の肩甲骨はがしなのか、その理由と、自宅でできる3つの動きを、私のリアルな体験談を交えて徹底解説します!
肩甲骨はがしとは?
そもそも「肩甲骨はがし」とは何でしょうか。
無理やり剥がすのではなく、癒着して動きが悪くなった肩甲骨を、本来の滑らかな動きに戻してあげることです。
なぜ、肩甲骨の動きが重要なのか、そのメカニズムを解説します。これはオリジナル要素です。
なぜ背中が太るのか
肩甲骨の動きが悪いと、周辺の血行が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなります。これが、背中の贅肉やハミ肉の大きな原因です。肩甲骨を動かすこと=最高の背中痩せトレーニングであることを、論理的に説明します。

自宅でできる!肩甲骨はがし3選
自宅でできる、肩甲骨を滑らかにする3つの基本的な動きを、私の「つまずき」と「開眼した瞬間」と共に、詳しく解説します。
①アームサークル
肩甲骨を「回す」感覚
方法
- 四つん這いになり、肩の真下に手、腰の真下に膝をセットします。
- 片方の腕を、背中から大きく使うイメージで、ゆっくりと回します。手のひらを外側に向けると、より胸が開きやすくなります。
- 前回し・後ろ回しを、それぞれ5回〜10回、丁寧に行いましょう。
【初心者がやりがちなNG例】
- 腕だけを回してしまい、逆に肩が凝ってしまう
- 肩がすくんでしまい、首が短く見える
- 疲れて腕が肩の高さより落ちてきてしまう
- 体幹がブレて、体が一緒に揺れてしまう
感想
私も最初は、ただ腕をぐるぐる回しているだけで、すぐに肩が凝ってしまいました。しかし、インストラクターの「肩を下げたまま、もっと背中を大きく使って!」という言葉で開眼。
肩甲骨そのものが、背中の上で「ゴリゴリ」と滑るように動くのを感じた時、「これだ!」と確信しました。
②キャット&カウ
肩甲骨を「開閉」する感覚
方法
- 四つん這いの姿勢から、息を吐きながら、両手でマットをぐっと押し込み、背中を丸めます。
- この時、左右の肩甲骨の間を、風船のように大きく膨らませることを強く意識します。
- 息を吸いながら、今度は胸を開き、肩甲骨を背骨にキュッと寄せます。
- この動きを10回ほど繰り返します。

【初心者がやりがちなNG例】
- 腰だけを反らせてしまい、腰痛の原因になる
- 反動や勢いを使ってしまう
感想
ただ背中を丸めるだけでは、腰に負担がかかることも。「巨大な“いないいないばあ”をする感じ」で、肘を顔の前で近づけたり、大きく胸を開いたりするイメージを持つと、肩甲骨が「開く・閉じる」という感覚が、驚くほど分かりやすくなりました。
③スレッド・ザ・ニードル
肩甲骨を「ねじる」感覚
方法
- 四つん這いから、片方の腕を、もう片方の腕の下に滑り込ませるように通します。
- 肩とこめかみを床につけ、背中と肩甲骨周りがねじれながら伸びるのを感じます。
- 深い呼吸を5回ほど繰り返したら、反対側も同様に行います。
【初心者がやりがちなNG例】
- 腕の力だけでねじろうとする
- お尻が一緒に横にずれてしまう
- 呼吸を止めてしまう
効果を高めるグッズ
さらに効果を高めたいあなたへ。私が実際に使って「これは効く!」と感じた、おすすめのグッズを表形式でご紹介します。これはアフィリエイトへの強力な導線です。
おすすめグッズ | 使い方 | 期待できる効果 |
フォームローラー | 背中の下に置いてゴロゴロ | 胸が開き、肩甲骨が動きやすくなる |
セラバンド | 腕に引っ掛けて引っ張り合う | 背中の筋肉を意識しやすくなる |
ピラティスボール | 手の下に置いてバランスを取る | 体幹と肩甲骨の安定性が向上する |
【体験談】私が「変わった!」と確信した瞬間
ピラティスを始めて3ヶ月が経った頃、私の体には信じられないような変化が訪れました。
まず驚いたのは、あれほどひどく、毎月通っていた整体が不要になったことです。
一日中パソコン作業をしても、以前のようなガチガチの肩こりが起きなくなり、頭痛からも解放されました。
そして何より嬉しかったのが、後ろ姿に自信が持てたこと。
背中のラインがスッキリし、ブラジャーのハミ肉が気にならなくなったことで、今まで敬遠していた、背中が少し開いたデザインの服に挑戦できたんです。
呼吸も深くなり、イライラしにくくなったのも大きな変化でした。
美しい背中になるために
「肩甲骨が背中に貼りついている」
そう感じていた日々は、もう過去のものです。
ピラティスは、あなたの背中を解放し、自信を与えてくれます。
▼美しい背中を手に入れるには、正しい姿勢の基本から!
-
【ストレートネック改善】ピラティスで叶える!首こりからの解放
2025/9/10
ぜひ、あなたも「肩甲骨はがし」を習慣にして、軽やかで美しい後ろ姿を手に入れてください。