【衝撃】ピラティスは痩せないし効果ない?「即効性なら筋トレに行け」と断言する理由

PR

「ピラティスを始めて3ヶ月。週一回頑張って通っているのに、体重計の数字が1kgも減らない…」

「ジムに通い始めた友人は、短期間で-5kgも痩せたのに。私、ピラティス向いてないのかな?」

せっかく安くない月謝を払っているのに、数字の変化がないと心が折れそうになりますよね。

でも、はっきり言わせてください。

もしあなたが来月までに体重を落としたいと思っているなら、ピラティスは選び間違いかもしれません。

今回は、あえて厳しい現実をお伝えします。

なぜピラティスは「痩せない」と言われるのか。

そして、それでもなお、私たちが筋トレではなくピラティスを続けるべき「本当の理由」について、私の実体験を交えて解説します。

結論:「痩せない」は本当。即効性なら筋トレ一択です

結論から言います。

「夏までにバキバキにしたい」「短期間で体重を落としたい」という即効性を求めるなら、今すぐピラティスを辞めて、パーソナルジム(筋トレ)に行ってください。

これはピラティスを否定しているわけではありません。

そもそも「役割」が全く違うのです。

それぞれの違いを比較してみましょう。

比較項目筋トレ(ジム)ピラティス
主な筋肉アウターマッスル(外側)インナーマッスル(深層)
効果の速さ早い(筋肉が肥大する)遅い(骨格・神経が変わる)
目的ボディメイク・減量機能改善・姿勢調整

筋トレは、太ももや大胸筋といった大きな筋肉(アウターマッスル)を鍛えます。

大きな筋肉を動かせば消費カロリーも高く、筋肉が肥大すれば基礎代謝も上がりやすいため、見た目の変化も早いです。

食事制限と組み合わせれば、2ヶ月で劇的に変わることも可能でしょう。

一方、ピラティスが鍛えるのは「体幹(インナーマッスル)」です。

このインナーマッスルは、鍛えるのに非常に時間がかかります。

創始者ジョセフ・ピラティス氏は「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回ですべてが変わる」と言っています。

週一回ペースだと、「見た目が変わる(20回)」までに約5ヶ月かかります。

つまり、3ヶ月で劇的な効果が出ないのは当たり前なのです。

「ピラティスは効果がない」のではなく、効果が出るまでのタイムラグが長いのが真実なのです。

それでも40代に「ピラティス」を勧める理由

「じゃあ、手っ取り早い筋トレの方がいいじゃない」と思いますよね。

でも、私は40代以降の女性には、断然ピラティスをお勧めします。

なぜなら、私たちの目的は「一時的に痩せること」ではなく、一生動ける美しい体を整えることだからです。

私が実感している、ピラティスならではのメリットを2つお伝えします。

体重よりも「ボディライン」が整う

ピラティスを長く続けている人は、体重が変わらなくても「痩せた?」と聞かれることが多いです。

それは、骨格が正しい位置に戻ることで、くびれができたり、首が長く見えたりするからです。

40代になると、ただ痩せても「やつれた」ように見えてしまうことがありませんか?

筋トレで筋肉をつけても、その土台である骨格が猫背のままでは、背中が丸くゴツく見えるだけです。

ピラティスは、肋骨を閉じてくびれを作り、肩を下げて首を長く見せます。

体重という数字ではなく、見た目のシルエットを美しく整えることができるのは、ピラティスならではの強みです。

「冷え・むくみ」の温まり方が違う

よく「運動すれば冷えは治る」と言われますが、筋トレとピラティスでは温まり方が全く違います。

筋トレをして汗をかくと、体表面が「暑い!」と感じますよね。

でもピラティスは違います。

深い胸式呼吸とインナーマッスルを使うことで、体の芯(内臓)からじわじわとポカポカしてくる感覚があるんです。

温泉に入った後のような、体の奥底からの温かさです。

多くの冷えやむくみの原因は、体の歪みによる血行不良です。

猫背で内臓が圧迫されていたり、骨盤が歪んで鼠蹊部(そけいぶ)のリンパが詰まっていたり。

ピラティスで「歪み」というダムの詰まりを取り除いてあげることで、運動していない時でも血液が勝手に流れる燃費の良い体に変わっていきます。

「運動している時だけ温かい」のが筋トレなら、「普段から手足がポカポカしている」状態を作るのがピラティスです。

警告:「ピラティスは楽そう」は大きな間違い

最後に、一つだけ釘を刺させてください。

「筋トレは辛そうだけど、ピラティスなら寝てやるし楽そう♪」

もしそう思って始めようとしているなら、間違いなく挫折します。

ピラティスは重たいバーベルこそ持ちませんが、脳みそが疲れるんです。

「呼吸を止めないで」

「骨盤はニュートラルで」

「背骨を一つずつ動かして」

「肋骨を閉じて、肩は下げて」

インストラクターからの細かい指示(キューイング)に集中して、指先まで意識を向ける。

これを同時にこなさなければならないので、レッスン後は頭がショートしそうになります。

見ているだけなら優雅に見えますが、やっている本人は必死です。

でも、その静かな動きの中で、腹筋の奥の方だけがプルプル震え続ける。

この地味なキツさを楽しめる人だけが、数ヶ月後に劇的な変化を手にできるのです。

「楽して変わりたい」という気持ちで挑むと、「難しくてつまらない」「効果が分からない」となって辞めてしまうでしょう。

「効果がない」と嘆く前の解決策2選

「継続が大事なのはわかった。

でも、やっぱりもう少し早く変化が欲しい!」

そんな方のために、効果を加速させる2つの選択肢を提案します。

① 頻度を上げる(オンラインで習慣化)

週一回では、どうしても効果が出るまで時間がかかります。

体が使い方を覚える前に忘れてしまうからです。

それなら、自宅で15分だけでもピラティスをする日を増やしてみましょう。

「SOELU」などのオンラインサービスなら、スタジオに通う手間のないまま、プロの指導を受けられます。

週3回やれば、体が変わるスピードは単純計算で3倍になります。

スタジオに通うよりも圧倒的に安上がりですし、パジャマのままできるので継続しやすいですよ。

② 質を上げる(マシンピラティス)

もし今マットピラティスに通っているなら、マシンピラティスに変えてみるのも手です。

マットピラティスは自分の体一つで動くため、実は初心者には難易度が高いのです。

マシンピラティスなら、バネやロープのサポートがあるおかげで、初心者でも正しいフォーム(効く位置)をキープしやすくなります。

「今まで何となくやっていた動きが、マシンを使ったら腹筋に直撃した!」なんてことはよくあります。

「ピラティスK」などの専門店なら、キャンペーンでお得に体験できることも多いので、一度マシンの威力を体感してみてください。

関連記事

まとめ:数字より「見た目」と「将来」を見よう

ピラティスは即効性のある魔法ではありません。

体重計の数字は、すぐには変わりません。

でも、ふとした瞬間にショーウィンドウに映る自分の姿勢が綺麗だったり。

夕方の足のむくみが消えていたり。

階段を登るのが楽になっていたり。

そんな小さな変化の積み重ねが、5年後、10年後の圧倒的な若々しさに繋がります。

焦らず、腐らず、週に一度のピラティスを信じて続けてみてください。

あなたの体は、水面下で確実に「痩せやすい体質」へと変わり始めていますよ。